みなさん、こんにちは。
今回は高速道路で運転するときに知っておくと便利な知識を紹介したいと思います。
僕が働いている職場は管轄エリアが広く、移動でよく高速道路を走ります。
そのため年に1回、職場にNEXCOの方が来て講演をしてくださいます。
その際に学んだことが目から鱗だったので、多くの方に知っていただきたいと思い記事にまとめることにしました。
ペーパードライバーや初心者ドライバーの方だけでなく、ベテランドライバーの方にもぜひ読んでいただきたい内容になってます。
高速道路で運転するときに知っておくと便利な3つの豆知識
高速道路では渋滞の最後尾にならないようにしよう!
渋滞の最後尾に着いているときに後続車にぶつけられるというのは、高速道路で発生する事故の中でも結構多いパターンらしいです。(NEXCO職員談)
高速道路は信号がないため、渋滞以外で停車することはなくボーっと走っている車が渋滞に気づかずにぶつかるのでしょう。
自動車学校の高速教習で習った方もいるかもしれませんが、渋滞の最後尾に着くときにはハザードランプを点灯させるというのが一般的です。
これは、後続車に「渋滞してますよ!スピード落としてください!」と伝える合図みたいなものです。
しかし、このことを知らない人も結構いて僕自身渋滞でハザードランプを点灯させても後続車は点灯させていないという経験が多々あります。
自己防衛のためにも第一にハザードランプの点灯は確実にしましょう。
ここまでは結構知っている人がいたかもしれませんが、実はもう1つ後方からの追突を防止する方法があるらしいです。(これもNEXCO職員談)
それは「渋滞の最後尾にならない」ということです。
渋滞の最後尾にならないとは具体的にどういうことかというと、最後尾に着く前から減速を始めて、後続車を引き連れた状態で停車するということです。
こうすることで、後続車の様子を観察することができます。
万が一後続車に停車する様子がないようなら、路肩に入ったり車線を変えたりして避難することが可能です。
2014年に名神高速道路でトラックが渋滞に突っ込んだ動画があったため、参考にご覧ください。(いかに危険かわかると思います)
・参考動画「炎上事故の瞬間 トラックが渋滞の列に追突 名神道」
「逆走車あり」の表示が出たときは最も左側の車線に移ろう!
IC(インターチェンジ)やPA(パーキングエリア)・SA(サービスエリア)・料金所では入口と出口を間違えたり、ぐるぐる回ったことにより方向感覚を失った車が逆走してくることがあります。
そのような逆走車が発生しているときには高速道路の電光掲示板に「逆走車あり」の表示がされます。
「逆走車あり」の表示を見たら速やかに最も左側の車線に移りましょう。
なぜ最も左側の車線かというと逆走車は「左側を走っていると思い込んでいる」からです。そのため、正しい方向からみると追い越し車線(右車線)を走ってくるわけです。
追い越し車線を走っていると、逆走車と正面衝突の恐れがあるため、最も左側の車線に移って走りましょう。
また、あわせて前方車両と車間距離を空けて、前方の動向を確認することが大切です。これは、前方車両が逆走車を発見し急にハンドルを切ったりブレーキを掛けたりした際に、自分とぶつかる恐れがあるためです。
「逆走車あり」を見たときは”最も左の車線を前者と車間距離を空けて走りましょう”。
渋滞の時は左側の車線を走った方が早い!?
これは、だいたいの話で確実とは言い切れないのですが、渋滞の時は左側の車線を走った方が早く走れます。
これは渋滞がどのように発生するかに起因しています。
高速道路の渋滞は追い越し車線から始まります。これは道路が混雑して速度が落ちてきた場合に、早く行きたい車が追い越し車線に割り込むからです。
割り込んだ結果、追い越し車線の交通量が増え渋滞になります。
左側の車線には高速道路の出口があり、そこからの車の流出もあるため渋滞時にはだいたい左側の方が速く走れます。
渋滞に巻き込まれた際には、無理に右に移らず左側を走りましょう。
「急がば回れ」ってやつです。
まとめ
以上3つの豆知識をまとめると以下の通り。
- 渋滞の最後尾にならないようにしよう!
- 「逆走車あり」の表示が出たときは最も左側の車線を車間距離を空けて走ろう!
- 渋滞時は無理に追い越し車線に移らず、走行車線を走ろう!
この記事を読んで1人でも「ためにになった!」と思っていただければ幸いです( ;∀;)
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