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CLグループステージ第2節(2017-2018)のレビュー。

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今節のCLリーグはなかなか面白い試合が多かったです。

その中からピックアップした2試合をレビューしたいと思います。

 

 

チェルシー対アトレティコ・マドリード

 

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コンテ率いるチェルシーがレアル・マドリードやバルセロナでも成し遂げることが難しいアトレティコ・マドリードに対して1点ビハインドからの逆転勝利を達成しました。

 

ディエゴ・シメオネが監督になって以降、相手を圧倒する運動量と何があっても折れない不屈の闘志を身につけたアトレティコ・マドリード。

 

その特徴はなんといっても堅守ですよね。

誰一人としてさぼらない守備意識と試合終盤になっても走り続ける運動量から、アトレティコを崩すのは至難の業といえます。しかも先制された日には、しっかりとブロックを作られ、グリーズマンやカラスコといったスピードのある選手から繰り出される切れ味鋭いカウンターの餌食になってしまいます。

そんなアトレティコからチェルシーがどのように勝利をもぎ取ったのか、素人なりに考えてみました。

 

まず、前半ですが内容としてはほぼイーブンで、どちらかというとチェルシーが優勢という感じでした。カンテとバカヨコの強力なフィルターを搔い潜ったとしても、経験溢れる3人のセンターバックが構えており、アトレティコは攻め手を欠いていました。

チェルシーはというと、個で打開できるアザールがドリブル突破やひらめきを感じるワンタッチやスルーでアトレティコ守備陣を翻弄。また、新エースのモラタも後方からのロングボールや楔のパスをしっかり収めることができており、攻撃に厚みをもたらすことができていました。残念だった点は攻撃がこの2人頼みになっており、両翼のアロンソとモーゼスが絡めてなかったところです。

そんな中、試合が動いたのは前半40分。コーナーキックの際、ダビド・ルイスがリュカ・エルナンデスのユニフォームを引っ張って倒してしまい、PKを与えてしまいました。そのPKをキッカーのグリーズマンに決められ、つまらない形で先制点を奪われました。

 

エンドが変わって後半。立ち上がりからコンタクトが増え、ファールが飛び交うようになりました。ポゼッションはイーブンなもののアロンソとモーゼスが高めの位置を取り、パスワークに絡むようになり、チェルシーの攻撃に厚みが出てきました。

そんな中で迎えた59分。最終ラインをハーフラインに取り、アトレティコを相手陣内に押し込んだ状態でチェルシーが同点に追いつきました。ダビド・ルイスのサイドチェンジからアザールがシンプルにクロスを入れ、斜めに入ってきたモラタがニアサイドでヘディング。これがファーのサイドネットに決まりました。

 

ここで注目したいのがアザールとアロンソのポジション。本来なら左のウィングバックであるアロンソが中に絞って、アザールがサイドにいるんですよね。アザールは身長があるわけではないので、サイドからクロスが上がっても得点の可能性は低い。でもアロンソは身長もあってヘディングも強いので、得点の可能性がある。選手の特徴を生かしたポジションチェンジがこの得点につながったのかなと感じました。ちなみに72分にも同じ形を作り、最後は逆サイドのカンテがフィニッシュに持ち込んでいます。アザールが左に張ったら、アロンソが中に絞るというのは決まり事としてあるのかもしれません。

 

ここからはアトレティコがチェルシーを押し込むも決定的な場面を作ることができず、時間が過ぎます。コンテは82~86分にかけて、攻撃の核を担っていたモラタとアザールに代えてバチュアイとウィリアン投入。また、セスクに代えてクリステンセンを入れて、ダビド・ルイスをアンカーに変更しました。しかし、交代の効果もなく時間は過ぎ迎えたアディショナルタイム。ゲームは動きました。

フリーキックからボールをつなぎ、カンテが入れた縦パスをバカヨコがフリック。アロンソが入れたクロスを中央で待ち構えていたバチュアイがワンタッチでゴールに流し込みました。試合はそのまま終了し、チェルシーが逆転勝利を収めました。

 

この試合で印象に残ったのはカンテのポジション。「地球の3割をカバーする」と言われるほど広範囲をカバーしボールを刈り取るカンテですが、この試合では本来のインサイドハーフだけでなく、要所要所でウィングのような働きをしていました。バカヨコという守備力の高い選手がアンカーに入るようになり、主部の負担が軽減されたことから、このようなポジション取りになったのかなと思います。そもそもカンテはドリブルもそこそこできますし、クロスの精度もなかなかのものなので、この使い方もありかなと感じます。

 

なんにせよ、コンテチェルシーの底力を感じる試合となりました。

 

 

パリ・サンジェルマン対バイエルン

 

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今夏の移籍市場でネイマールを約290億円ムバッペを約235億円で獲得し、以前から在籍していたカバーニと世界最強のトリデンテ(3トップ)を作り上げたPSG。今シーズンに入ってからというものこの3人が大暴れし、敵対する相手の守備陣をズタボロにしてきました。その破壊力からはバイエルンという世界屈指の強豪相手でも逃れることはできませんでした。

 

スコアが動いたのは試合開始早々の2分。

PSGが左サイドでボールを奪い、パスを受けたネイマールがドリブルで相手陣内に侵入します。バイエルンはネイマールを軽快するあまり釘付けとなってしまいます。そのとき、逆サイドから猛然とオーバーラップしてきたダニエウ・アウベスがネイマールからパスを受け、キーパーの股を抜く冷静なシュート。先制点を奪いました。

このゴールはネイマールのカットインもそうですが、ダニエウ・アウベスが素晴らしい。ネイマールがドリブルを始めたときにはまだハーフラインくらいの場所にいたダニエウ・アウベスですが、絶妙なタイミングで走りこんできました。あまり早く走りこむとハメス・ロドリゲスにマークされる恐れがあったので、まさにここしかないというタイミングでした。

 

以降はバイエルンがボールを支配する展開に。

右サイドと左サイドをバランスよく使いゴールに迫りますが、最後の最後にチアゴ・シウバや守護神アレオラの好守に阻まれ決めきることができず。特にのハビ・マルティネスのボレーと分のレヴァンドフスキのヘディングは決定機だっただけに決めたかったところでした。

 

ゲームが再び動いたのは31分。

ダニエウ・アウベスのスルーパスに抜け出したムバッペの折り返しをカバーニがダイレクトで決め、PSGが2点目を入れました。このシュートが試合を通してPSGの3本目だったので2/3という驚異の決定率です。

その後もポゼッションを高めるバイエルンとカウンター狙いのPSGという様相は変わらず。お互いいくつか決定機を作るもゴールは生まれないままエンドが変わって後半。