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インデックス投資の入門書的1冊『お金は寝かせて増やしなさい』の要約。

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みなさん、こんにちは。

 

最近、保有していた株を全て売却、さらにはWealthNaviも解約して、浮いたお金を投資信託(S&P500)につぎ込んだ僕です。

 

今回はインデックス投資の入門書的1冊『お金は寝かせて増やしなさい』を読んで学んだことついてまとめていきたいと思います。

 

 

 

そもそもインデックス投資ってどういう投資法なの?

 

 

本書ではインデックス投資を「世界中に分散したインデックスファンドを積み立て投資して長期保有すること」と定義しています。

 

 

 

インデックス投資がおすすめされる理由は以下の3つです。

 

 

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それぞれをより詳しく説明すると

 

 

①手間がかからないから

 

通常の株式投資の場合、どの銘柄を買うか分析し、タイミングを見て売買することで利益を得ます。しかし、インデックス投資では銘柄の分析もタイミングを見て売買することもありません。

 

基本的には世界中の株や債券に分散したインデックファンドを、毎月定期的に同じ金額だけ積み立てて、あとは放っておくだけです。

 

「手間がかからない」という点において、インデックス投資に勝る投資法はないと思います。

 

 

 

②実は世界標準のスタンダードな投資法だから

 

「インデックス投資」という言葉を知らなかったとしても、実はそれは個人投資家の間だけでの話です。金融のプロである世界中の年金基金や信託銀行などではスタンダードな投資法として積極的に採用されています。

 

公的年金を運用する日本最大級の機関投資家であるGPIFの運用資金145兆円のうち77%を占める112兆円がこのインデックス運用されています。

 

このことからもかなり信用度の高い投資法であることが分かります。

 

 

 

③お金の基礎知識として日常生活に役立つから

 

最近では企業が福利厚生制度の一環として、確定拠出年金を導入するケースが増えています。これはまさにインデックス投資そのものであり、勉強しておけば確定拠出年金のポートフォリオを作る際に、そのまま適用することができます。

 

 

 

インデックスファンドってなに?

 

 

インデックスファンドは「投資信託」の一種なのですが、そもそも「投資信託」とはどういうものかご存知でしょうか?

 

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品のことです。

 

 

投資信託を購入することで、自動的に多くの株式に分散投資することができます。

 

1つの銘柄だけを保有していた場合、その株価が下がると大きなダメージがありますが、投資信託では様々な株式に分散投資することで、たとえ1つが暴落したとしても、小さなダメージですみます。

 

しかし、その分株価の上昇も緩やかになります。

つまり、低リスクでそこそこのリターンを狙うための投資法ということになります。

 

 

また、この投資信託には大きく分けて2つの種類があります。

 

 

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アクティブファンドとはプロの投資家が株や債券を選んで運用するもの。

インデックスファンドとは機械が指標をもとに選んで運用するものです。

 

今後、別の記事で詳しいことについては書こうと思うのですが、ほとんどの場合、インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも圧倒的に良い運用結果を出しています。

 

 

 

基本はひたすら「積み立て投資」

 

 

「積み立て投資」では毎月一定金額で同一の投資信託を購入し、これを継続します。

 

継続することにより、購入価格が平準化され、市場が高値のときにまとめて投資することや、安値の時に買い損ねてしまうことを避けることができます。

 

この考え方をドルコスト平均法といいます。

 

 

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安値で多く買い高値で売ることができれば理想的ですが、普通の人間には株価の変動を予測することは不可能に近いので、このような方法をとることでリスクを低減します。

 

投資においては100点を目指すのではく、合格点を目指すのが正解なのです。

 

 

インデックス投資をする上での考え方

 

 

「今から5分間じっとしてください」と言われてもなかなかできないように、インデックス投資においても、毎月一定額の投資信託を購入し、それを売らずに放っておくことは簡単に見えて難しいです。

 

大暴落したときは精神状態がおかしくなって、売りたくなることもあると思います。それをしてしまうとインデックス投資の肝である「ドルコスト平均法」と「複利」の恩恵を受けることができなくなります。

 

どんな状況においても、揺らがずに投資を続けるためには、インデックス投資の考え方を本質から理解し、腹に落としておく必要があります。

 

 

以下のグラフをご覧ください。

 

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このグラフは、ジェレミー・シーゲル教授が書いた『Stocks for the Long Run』という本に載っている「実質トータルリターン」の推移を描いたグラフです。

 

これを見ると1802年当時に株式に1ドル投資したとすると200年後の2002年には704,997ドルになるということが分かります。(Stocksは英語で株式を指す単語)

計算すると約70万倍です。もはや意味が分からないくらいのリターンです。

 

また、株式は他の国債(Bonds,Bills)や金(Gold)、キャッシュ(US Dollar)に比べて圧倒的な高リターンを見せていることも分かります。

 

キャッシュ(US Dollar)については、むしろ価値が20分の1まで下がっています。

これは主にインフレにより物価が上昇したことが原因です。200年前は100円で買えたものが、今は2,000円払わなければ買えないとなれば、お金の価値としては20分の1になったということです。

 

この200年の間には第一次世界大戦と第二次世界大戦、また史上最大規模の世界的な株価大暴落であるブラックマンデーも起きています。そのような未曾有の出来事が起きたにもかかわらず、これだけのリターンがあったということです。

 

 

人々はどこまでいっても豊かになりたいという「欲望」を捨てきることができません。その欲望こそが資本主義経済を拡大させる燃料となります。

資本主義経済が拡大すれば株価も必然的に上がります。

人の欲望が尽きない限り、株価は上昇し続けるのです。

 

 

時間が経てば経つほど効いてくる「複利」の力

 

 

複利については以下の記事で詳しく書いているのでご覧ください。

 


ざっくりいうと、複利は時間が経てば経つほど大きな利益をもたらします。

そのため、複利の力を最大限に利用するためには、早い段階で投資を始めるべきなのです。

 

 

知っておきたい「平均回帰性」と「大数の法則」について

 

 

人の欲望を燃料にして拡大を続ける資本主義経済ですが、この資本主義経済の成長という果実を享受するには長い時間が必要になります。

 

先ほどのグラフを見ていただいた通り、長期的に見ると株価は上昇し続けます。

しかし、短期的に見ると株価は上がったり下がったりを繰り返しています。

 

プロの投資家でもこの変化を予測するのはほとんど不可能です。

これは、前述した「インデックスファンドの方がアクティブファンドよりも圧倒的に良い運用結果を出している」という事実からも分かります。

 

 

しかし、長期的に見れば話は別です。

この変化をある程度予測することができます。

なぜなら、長期になると「平均回帰性」という力の後押しを受けることができるからです。

 

「平均回帰性」とは短期的にはランダムに見えるようなことでも、長期的には平均値に収束する性質のことです。統計学では「大数の法則」といいます。

 

 

分かりやすいのは、サイコロを振った時に出る目です。

1回目に振った時に1が出たとします。2回目や3回目も1が出ることはあったとしても、それが数十回と続くことはありません。

それどころか1の出る確率はサイコロを振る回数(試行回数)を増やせば増やすほど、理論的な発生確率である6分の1に近づいていきます。

 

 

世界で最大のインデックスファンド運用会社であるアメリカのバンガード社も「投資の世界で最も一貫性のある現象が、平均回帰性である」と主張しています。

 

インデックス投資は「平均回帰性」の力を借りるために、長期的に行うことが重要になります。

 

 

まとめ

 

 

今回、『お金は寝かせて増やしなさい』を読み、インデックス投資をする上で必要な基礎知識と考え方を学ぶことができました。

 

 

本書の要点をまとめると

 

 ①アクティブファンドではなくインデックスファンドに投資せよ!

 ②基本はひたすら「積み立て投資」!毎月一定金額を投資し続けろ!

 ③長期投資で「複利」・「平均回帰性」の恩恵を受けろ!

 ④株価が暴落しても売らないことが重要!インデックス投資の本質を理解せよ!

 

となります。

 

 

今後は、本書にも書かれていた『ウォール街のランダム・ウォーカー』『敗者のゲーム』といった書籍を読み、よりインデックス投資に対する理解を深めていきたいと思います。